当院の乳がん発見率

当院で、2021年の市の乳がん検診で乳がん発見率0.66%

 乳がん検診とは、症状の無い方が受けていただくわけですが、検診で要精密検査になり、最終的に乳がんと診断される乳がん発見率は、一般的に0.24%とのことです。(2017年全国平均)

 当院での昨年の市の乳がん検診では発見率0.66%で、全国平均の倍以上の乳がんを診断出来ていたようです。

乳がん発見率が全国平均より倍になっている理由

 ・3Dマンモや超音波検査を併用する方が多い。

 ・精度管理された装置で撮影するので、きれいな画像が撮れる。(当院はマンモグラフィ検診 施設・画像認定取得の資格を取りました!)

 ・有資格者が撮影・読影を行っている。(医師・技師ともオールA判定です)

 ・2方向撮影を行っている。(集団検診は50代以上1方向のみの撮影です)

 

 当院は乳がん検診精密機関(北薩地区では当院だけです)ということもあり、他施設より多くの乳がんを発見しました。

 2019年の薩摩川内市の乳がん検診受診率は21.3%

 全国平均の乳がん検診受診率は47.4%

 …まだ多くの女性が乳がんは他人事と思っているのかもしれません。

より多くの方に乳がん検診を受けてもらうために、そして繰り返し検診を継続することの重要性を理解してもらうために、当院では今後も啓蒙活動に取り組んでまいります。